【2026年版】マイクロ法人の確定申告を自分でやる方法|決算から法人税申告まで完全ガイド

確定申告・税務調査
【2026年版】マイクロ法人の確定申告を自分でやる方法|決算から法人税申告まで完全ガイド

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「マイクロ法人の確定申告、自分でやれる?」
「税理士に頼まず、年間40万円の顧問料を節約したい」
「具体的にどんな手順で進めればいい?」

マイクロ法人の確定申告(法人決算・法人税申告)は、会計ソフトとe-Taxを活用すれば自分でもできます。税理士に丸投げすれば年30〜40万円の顧問料がかかりますが、自力でやれば会計ソフト代の年4万円程度で済みます。なお本記事が対象とするマイクロ法人は、個人事業主が役員一人だけで設立し、役員報酬を低く抑えて社会保険料を最適化する法人(合同会社が主流)です。

この記事では、現役のマイクロ法人社長として、また顧問税理士の先生から教わった内容をベースに、

  • マイクロ法人の確定申告の全体像
  • 決算書作成の手順
  • 法人税・消費税・地方税の申告
  • e-Tax提出の方法
  • 自分でやるリスクと税理士に頼むべきケース

を、徹底解説します。

マイクロ法人の確定申告の全体像

法人の確定申告は、「決算→法人税申告→地方税申告→消費税申告」の4ステップで進みます。

申告期限

  • 法人税申告:事業年度終了日の翌日から2か月以内
  • 地方税申告:法人税申告と同時
  • 消費税申告:事業年度終了日の翌日から2か月以内(免税事業者は不要)

必要なツール

  • クラウド会計ソフト(freee/MF/弥生など)
  • e-Tax(電子申告)
  • eLTAX(地方税電子申告)
  • マイナンバーカード+ICカードリーダー or スマホ

決算書作成の手順

ステップ① 日々の記帳を完了

事業年度内のすべての取引を会計ソフトに入力。銀行・クレカ連携を使えば自動取込で大幅効率化。

ステップ② 決算整理仕訳

  • 減価償却費の計上
  • 未払金・未収金の計上
  • 棚卸資産の計上
  • 引当金の計上(必要があれば)

ステップ③ 試算表チェック

勘定科目ごとの残高が正しいか、試算表で確認。会計ソフトが自動生成します。

ステップ④ 決算書の作成

会計ソフトが貸借対照表(B/S)損益計算書(P/L)を自動生成。修正があれば手動で調整します。

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マネーフォワード クラウド会計なら法人決算書を自動生成し、法人税申告書まで作成可能。マイクロ法人なら月3,278円で自分で確定申告まで完結できます。

法人税申告書の作成

主要な申告書

  • 別表一:法人税額の計算
  • 別表四:所得の金額の計算(会計上の利益→税務上の所得)
  • 別表五(一):利益積立金額の計算
  • 別表五(二):租税公課の納付状況
  • 事業概況説明書:事業の概要

所得金額の計算

会計上の利益から、税務上の調整(交際費の損金不算入・受取配当金の益金不算入など)を加減算して所得金額を算出します。

法人税額の計算

所得金額 税率(資本金1億円以下)
800万円以下 15%
800万円超 23.2%

地方税申告書の作成

都道府県民税

  • 均等割:年7万円(資本金1,000万円以下、従業員50人以下)
  • 法人税割:法人税額×1%(標準税率)

市町村民税

  • 均等割:年5万円(同上)
  • 法人税割:法人税額×6%(標準税率)

事業税

  • 所得金額×3.5〜7%(所得規模により変動)

マイクロ法人の均等割合計は年7万円(赤字でも発生)。

消費税申告

免税事業者の場合

原則として消費税申告不要。インボイス登録していなければ免税継続。

課税事業者の場合

  • 本則課税:受取消費税 - 支払消費税 = 納税額
  • 簡易課税:受取消費税 × みなし仕入率 = 控除額
  • 2割特例:受取消費税 × 20% = 納税額(〜2026年9月)

e-Tax/eLTAXでの電子申告

① e-Tax(法人税・消費税)

マイナンバーカード+ICカードリーダー(またはスマホ)で認証。法人税・消費税申告を電子提出できます。

② eLTAX(地方税)

地方税(都道府県民税・市町村民税・事業税)の電子申告。PCdeskというソフトを使います。

③ 利用者識別番号の取得

e-Tax利用には利用者識別番号の取得が必須。事前にWebで申請しておきます。

自分でやるリスクと税理士に頼むべきケース

自分でやれる範囲

  • シンプルな個人事業+単一事業のマイクロ法人
  • 取引件数月100件以下
  • クラウド会計を継続的に運用
  • 簿記知識3級程度はある

税理士に頼んだ方がいいケース

  • マイクロ法人スキーム運営(行為計算否認リスク)
  • 消費税の課税方式選択に迷う
  • 外形標準課税(資本金1億円超)
  • 従業員雇用(給与・社保手続き複雑)
  • 過去に税務調査を受けた

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税務調査あんしんメンバーシップ

「自分で確定申告するけど、税務調査だけは不安」という方は、「税務調査あんしんメンバーシップ」も選択肢。年払いサブスクで税務調査対策の備えができます。フル顧問契約より低コスト。

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「決算のみ依頼」という賢い選択肢

日々の記帳は会計ソフトで自分でやり、「決算と申告だけ税理士に依頼」するスタイルが、コストと安全のバランス最適解。

料金目安

  • 決算のみ依頼:年15〜20万円
  • フル顧問契約:年30〜40万円
  • 差額:年15〜25万円の節約

よくある質問(FAQ)

Q. 自分でやって税務署からチェックは入る?

A. 申告書に問題があれば「お尋ね」が来ることがあります。申告内容の根拠資料を保管しておけば対応可能。

Q. 法人税申告書の作成に何日かかる?

A. クラウド会計の自動生成機能を使えば1〜2日で完結。簿記知識ゼロから始めると初年度は5〜10日。

Q. 申告期限を過ぎたらどうなる?

A. 延滞税・無申告加算税が発生。期限内に申告できないときは「期限後申告」も可能ですが、ペナルティ大。

Q. 簿記知識ゼロでも自分でやれる?

A. 厳しいです。freee会計なら質問形式で進められますが、最初は税理士相談を活用するのが安全。

Q. 自分でやった後、間違いに気づいたら?

A. 修正申告を提出すればOK。納税額が増えるなら追加納付、減るなら還付申告。

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まとめ:「クラウド会計+e-Tax+決算のみ税理士依頼」が最強

  • マイクロ法人の確定申告は自分でやれる
  • クラウド会計+e-Taxで効率化
  • 地方税はeLTAXで電子申告
  • マイクロ法人スキーム運営者は税理士活用推奨
  • 「決算のみ依頼」で年15〜20万円のコスト

※本記事は2026年6月時点の法令・運用を前提とした、筆者個人の理解と顧問税理士から聞いた内容に基づくものです。

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