【個人事業主の基礎】確定申告書Bってなに?書き方と押さえたいポイント

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【個人事業主の基礎】確定申告書Bってなに?書き方と押さえたいポイント

個人事業主やフリーランスとして活動していると、毎年やってくるのが「確定申告」。中でもよく耳にするのが「確定申告書B」という書類です。

「Bって何がBなの?」「Aとどう違うの?」「どこから手をつけたらいいの…?」と、最初はちょっとハードルが高く感じるかもしれません。

でも大丈夫!確定申告書Bは、仕組みさえわかってしまえば意外とシンプル。控除をしっかり活用すれば、納税額をグッと抑えることだってできるんです

そこで今回は、確定申告書Bの基本から書き方のコツ、注意点までをまるっと解説していきます!

お急ぎの方は、まずは下の早見表をサクッとチェックしてみてくださいね!

▼確定申告書Bちょこっと早見表

項目内容
使う人個人事業主・フリーランス・不動産収入がある方など
ページ構成1ページ目:基本情報+税額計算/2ページ目:所得の内訳
提出期限原則毎年3月15日まで
提出方法税務署窓口/郵送/e-Tax
節税のカギ各種控除をフル活用&青色申告(最大65万円控除)
ラクに済ませるコツクラウド会計ソフトで自動作成&e-Tax提出がイチオシ!

ちなみに私も初めての確定申告のとき、紙の書類とにらめっこして数時間フリーズしました…。でもクラウド会計ソフトを導入してからは、帳簿から申告書Bまで自動で仕上がるようになり、本当にラクになりましたよ!

そもそも「確定申告書B」ってどんな書類?

「確定申告書B」は、国税庁が用意している申告書のひとつで、所得の種類を問わず幅広く使える“オールラウンダー”な書類です。

特に、次のような方は確定申告書Bを使うことになります。

  • 個人事業主:事業所得がある方はこちら!
  • フリーランス:ライターやデザイナーなど、業務委託で働いている方
  • 不動産収入がある方:家賃収入などがある大家さんも対象
  • 複数の所得がある方:事業所得・雑所得・配当所得などが混ざっている方

「確定申告書A」という書類もありますが、そちらは給与所得や年金所得など限られた所得の方向け。個人事業主の方は基本的にB一択と覚えておけばOKです!

ただし、令和5年分以降は確定申告書AとBが統合され、様式が一本化されています。それでも「Bベースの書き方」を知っておくと、現行の申告書もスムーズに書けますよ。

確定申告書Bの構成をチェック!

確定申告書Bは、大きく分けて2ページ構成になっています。それぞれどんな内容を書くのか、ざっくり見ていきましょう!

1ページ目:基本情報と税金の計算

1ページ目は、「あなたが誰で、いくら稼いで、いくら税金を払うのか」をまとめるメインページ。書くのはこんな項目です。

  • 個人情報:氏名、住所、マイナンバーなど
  • 収入と所得:事業所得や不動産所得など、各種所得の金額
  • 所得控除:基礎控除、医療費控除、社会保険料控除、配偶者控除など
  • 税額の計算:課税所得をもとに、所得税額を計算

2ページ目:所得の内訳と明細

2ページ目は、1ページ目で書いた所得の「内訳や明細」を詳しく書くページです。

  • 所得の詳細な内訳(取引先ごとの収入など)
  • 税額控除やその他の特例を適用する場合の記入欄

「どこから書けばいいのかわからない…」という方は、2ページ目の内訳を先に埋めてから1ページ目に戻るのが書きやすいですよ!

確定申告書Bの書き方を4ステップで解説!

ここからは、実際の書き方を4つのステップに分けて見ていきましょう。順番どおりに進めれば、迷子にならずに書き上げられますよ!

ステップ① 収入の合計を記入する

まずは、1年間の収入を各所得の欄に書いていきます。主な所得の計算はこんな感じ。

  • 事業所得:売上から必要経費を差し引いた金額
  • 不動産所得:家賃収入から経費を引いた金額
  • 配当所得:株式の配当金など

金額は帳簿や決算書から拾ってくるので、日頃からの記帳がとっても大事!クラウド会計ソフトを使っていれば、集計ボタンひとつで金額が出せるのでラクチンですよ。

ステップ② 所得控除を計算する

確定申告書Bでは、各種控除を申告することで課税される所得を減らせるのがポイント!代表的な控除はこちらです。

  • 基礎控除:48万円(令和2年以降)
  • 医療費控除:年間10万円以上の医療費が対象
  • 社会保険料控除:国民健康保険や国民年金などの支払額
  • 小規模企業共済等掛金控除:掛金の全額が控除可能
  • 青色申告特別控除:最大65万円(電子申告の場合)

「え、こんなに控除があるの!?」と驚くかもしれませんが、使える控除を漏らさず申告するかどうかで納税額は大きく変わります。「私にはどれが当てはまるかな?」と、ひとつずつチェックしていきましょう!

ステップ③ 税額を計算する

所得から控除を引いた「課税所得」が決まったら、次はいよいよ税額の計算です。日本の所得税は累進課税なので、所得が多いほど税率も上がっていく仕組みになっています。

課税所得額税率控除額
195万円未満5%0円
195万円以上330万円未満10%97,500円
330万円以上695万円未満20%427,500円
695万円以上900万円未満23%636,000円
900万円以上1,800万円未満33%1,536,000円
1,800万円以上4,000万円未満40%2,796,000円
4,000万円以上45%4,796,000円

あわせて、住民税(所得の約10%)も同時に計算されることになります。所得税だけで気を抜かず、「住民税もあるぞ!」と頭の片隅に入れておくと安心ですね。

ステップ④ 内容を確認して提出する

ひととおり記入できたら、必要書類を添えて税務署に提出しましょう!主な添付書類はこちらです。

  • 青色申告決算書(青色申告の場合)
  • 医療費控除の明細書
  • 寄附金控除の証明書

提出前に、数字の転記ミスや計算ミスがないかを最終チェックするのをお忘れなく!金額が1桁違うだけで、納税額にも大きな差が出てしまいますよ。

確定申告書Bの提出方法は3パターン!

確定申告書Bの提出方法は、主に次の3つから選べます。自分のライフスタイルに合わせて選びましょう!

  • 紙で提出:税務署の窓口に直接持参、または郵送でもOK
  • e-Tax(電子申告):自宅から24時間いつでも送信可能
  • 郵送:消印の日付が提出日になるので、ギリギリでも大丈夫!

中でもイチオシはe-Tax!電子申告なら青色申告特別控除が最大65万円まで受けられるうえ、税務署に足を運ぶ必要もありません。マイナンバーカードがあれば、おうちから数クリックで申告完了です。

記入時に気をつけたい3つのポイント

確定申告書Bを書くときに、つい見落としがちな注意点をまとめました。スムーズな申告のために、しっかり押さえておきましょう!

① 帳簿はきちんと整えておく

特に青色申告を狙うなら、正確な帳簿記帳は絶対条件。帳簿が整っていないと、せっかくの65万円控除を受けられないこともあります。

日々の取引をこまめに記録するのが理想ですが、忙しくて難しい方はクラウド会計ソフトに銀行口座やクレジットカードを連携させてしまうのが一番ラク!自動で取り込んでくれるので、溜め込まずに済みますよ。

② 提出期限は必ず守る!

確定申告の提出期限は、原則毎年3月15日(休日の場合は翌営業日)。これを過ぎると、延滞税や無申告加算税がかかってしまう可能性があります。

「まだ大丈夫」と思っていても、2月後半から税務署は大混雑!早めに準備して、余裕を持って提出しましょう。

③ 使える控除を見逃さない

控除は申告しないと適用されません。「知らなかった」「忘れてた」で損するのは本当にもったいないですよね。

医療費控除、ふるさと納税(寄附金控除)、小規模企業共済、iDeCoなど、使える控除がないかを毎年チェックする習慣をつけましょう!

まとめ:確定申告書Bを味方につけて、賢く節税しよう!

以上、確定申告書Bの基礎知識から書き方、提出方法までをまとめてご紹介しました!

確定申告書Bは、個人事業主やフリーランスにとって毎年必ず向き合う大切な書類。最初は難しく感じるかもしれませんが、仕組みを理解して控除を上手に活用すれば、節税しながら事業の数字もしっかり把握できる心強い味方になってくれます!

「手書きで頑張るのはちょっと…」という方は、クラウド会計ソフト&e-Taxの合わせ技が断然おすすめ。日々の記帳から申告まで一気にラクになって、本業に集中できる時間も増えますよ!

申告シーズンになって慌てないよう、今のうちから少しずつ準備を進めていきましょうね!