【保存版】個人事業主の年間税務スケジュールカレンダー!月ごとの手続きがひと目でわかる
「確定申告が終わったー!これで今年の税金関係はひと段落♪」…なんて油断していませんか?実は個人事業主には、1年を通して毎月のように税務のイベントが待っているんです。
源泉所得税の納付、住民税、固定資産税、消費税の中間申告…。気づかないうちに期限が過ぎていて、延滞税を取られてしまった!なんて泣きたくなるケースも少なくありません。
そこで今回は、個人事業主が1年間でやるべき税務手続きをカレンダー形式でまるっとまとめました!「今月は何をすればいいんだっけ?」というときに、ぜひブックマークして活用してくださいね♪
お急ぎの方は、まずは下記の早見表でざっくり全体像をチェックしてみましょう!
▼個人事業主の年間税務ちょこっと早見表
| 月 | 主な税務イベント |
| 1月 | 法定調書・給与支払報告書の提出、償却資産の申告、住民税(第4期) |
| 2月 | 固定資産税(第4期)、源泉所得税の納付 |
| 3月 | 所得税の確定申告(〜3/15)、贈与税申告、消費税確定申告(〜3/31) |
| 4月 | 固定資産税(第1期)、固定資産課税台帳の縦覧 |
| 5月 | 確定申告の延納税額納付、住民税の特別徴収通知 |
| 6月 | 所得税の予定納税額の通知、住民税(第1期) |
| 7月 | 所得税の予定納税(第1期)、固定資産税(第2期) |
| 8月 | 個人事業税(第1期)、住民税(第2期) |
| 9月 | 源泉所得税の納付、消費税中間申告 |
| 10月 | 住民税(第3期)、消費税中間申告 |
| 11月 | 所得税の予定納税(第2期) |
| 12月 | 年末調整、保険料控除申告書の提出、固定資産税(第3期) |
ちなみに私、個人事業主になった1年目に源泉所得税の納付をすっかり忘れていて、税務署から督促のハガキが届いたときは冷や汗が止まりませんでした…!それ以来、カレンダーにしっかり書き込むようになりました(笑)。みなさんも同じ失敗をしないように、一緒にチェックしていきましょう♪
そもそも個人事業主の「年間税務スケジュール」って?
個人事業主として活動していると、毎月のように何かしらの税務手続きが発生します。大きく分けると次の5種類。
- 所得税関連:確定申告・予定納税など
- 消費税関連:確定申告・中間申告
- 住民税・事業税関連:年4回の納付
- 固定資産税関連:償却資産の申告・年4回の納付
- 源泉所得税関連:従業員を雇っている場合の毎月納付
「こんなに種類があるの!?」とビックリした方もいるかもしれませんね。でも大丈夫、1つずつ見ていけば難しいことはありません。それでは、1月から順番に解説していきます!
【1月】年明け早々、意外と忙しい!
お正月気分が抜けないうちに、さっそくいろいろな手続きがスタート。1月は1年で提出する書類がもっとも多い月と言っても過言ではありません!
1月にやるべき主なこと
- 給与所得者の扶養控除等申告書の提出(本年最初の給与支払日の前日まで)
- 法定調書合計表・支払調書の提出(1月31日まで)
- 償却資産の申告(1月31日まで)
- 給与支払報告書の提出(1月31日まで・各市町村長へ)
- 個人住民税の納付(第4期分)
- 12月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(1月10日まで、納期特例適用者は1月20日)
特に償却資産の申告は忘れがち!1月1日時点で所有している事業用の資産(パソコンや機械、備品など)を市町村に申告する必要があります。「うちはそんな高額な資産ないし…」と思っていても、合計150万円を超えると課税対象になるので要注意ですよ!
【2月】確定申告ウォーミングアップの月
2月は比較的穏やかな月。でも油断は禁物、確定申告の準備をスタートする絶好のタイミングです!
2月にやるべき主なこと
- 固定資産税(都市計画税)の第4期分の納付
- 1月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(2月10日まで)
- 所得税の確定申告スタート(2月16日〜)
確定申告は2月16日から受付開始!書類作成は早めに取りかかるほど、余裕を持って提出できます。「去年の帳簿、ちゃんと整理できてるかな…?」と不安な方は、このタイミングで一気にまとめてしまいましょう♪
【3月】1年で最大の山場!確定申告の月
ついに来ました、個人事業主にとって一番の大仕事・確定申告の月!3月15日を目指して一気に駆け抜けましょう!
3月にやるべき主なこと
- 所得税の確定申告・納付(3月15日まで)
- 青色申告の承認申請(3月15日まで)
- 贈与税の申告(2月1日〜3月15日まで)
- 確定申告税額の延納届出書の提出(3月15日まで・延納期限は5月31日)
- 個人事業者の消費税・地方消費税の確定申告(3月31日まで)
- 2月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(3月10日まで)
特に注意したいのは、所得税は3月15日、消費税は3月31日と期限が異なること!「所得税と一緒に出せばいいや」と思っていると、消費税の期限をうっかり忘れちゃう方がいるので気をつけてくださいね。
また、翌年から青色申告を始めたい方は、3月15日までに「青色申告承認申請書」を提出するのをお忘れなく!最大65万円の控除が受けられる超お得な制度なので、ぜひ活用しましょう♪
【4月】新年度スタート!固定資産税シーズン
確定申告が終わってホッとひと息…と思いきや、4月からは固定資産税の納付がスタートします!
4月にやるべき主なこと
- 固定資産税(都市計画税)の第1期分の納付
- 給与支払報告に係る給与所得者移動届出(4月15日まで)
- 3月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(4月10日まで)
- 固定資産課税台帳の縦覧(4月1日〜)
固定資産課税台帳の縦覧期間を利用すれば、自分の固定資産の評価額が適正かどうかを確認できます。「うちの固定資産税、ちょっと高くない?」と思ったら、このタイミングでチェックしてみるのがおすすめ!
【5月】延納した所得税の納付月
5月は3月に延納の届出を出した方にとって大事な月。忘れずに納付しておきましょう!
5月にやるべき主なこと
- 確定申告税額の延納税額の納付(5月31日まで)
- 個人住民税の特別徴収税額の通知(5月31日まで)
- 4月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(5月10日まで)
- 消費税の中間申告(年税額400万円超の方)
延納制度はとてもありがたい仕組みですが、利子税がかかるのでお忘れなく!現金に余裕がある方は、期限内に一括納付してしまうのが結果的にお得なこともありますよ。
【6月】住民税シーズン到来!予定納税の通知も
6月は住民税の納付がスタートする月。さらに、所得税の予定納税額の通知も届きますよ!
6月にやるべき主なこと
- 所得税の予定納税額の通知(6月15日まで)
- 個人住民税の納付(第1期分)
- 5月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(6月10日まで)
予定納税とは、前年の所得税額が一定以上の方に対して、その年の所得税を前払いする制度のこと。「え、もう税金払うの?」とビックリしちゃいますが、実は前年の税額の3分の1ずつを7月と11月に納めることになるんです。通知が届いたら、第1期の納付に向けて資金を準備しておきましょう!
【7月】夏本番!予定納税第1期の納付月
7月は所得税の予定納税(第1期)と固定資産税(第2期)が重なる、お財布的にちょっと厳しい月かも…!
7月にやるべき主なこと
- 所得税の予定納税額の納付(第1期分)(7月31日まで)
- 所得税の予定納税額の減額申請(7月15日まで)
- 固定資産税(都市計画税)の第2期分の納付
- 6月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(7月10日まで)
「今年は去年より収入が下がりそう…」という方は、予定納税の減額申請(7月15日まで)を忘れずに!申請が認められれば、予定納税の金額を減らしてもらえる嬉しい制度です。払いすぎた税金は確定申告で戻ってくるとはいえ、手元の資金繰りが楽になるのはありがたいですよね♪
【8月】個人事業税の納付がスタート!
8月は個人事業主ならではの税金、「個人事業税」の納付がやってきます!
8月にやるべき主なこと
- 個人事業税の納付(第1期分)
- 個人住民税の納付(第2期分)
- 7月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(8月10日まで)
- 消費税の中間申告(年税額48万円超の方)
個人事業税は、所得が290万円を超える個人事業主にかかる税金。年2回(8月と11月)に分けて納付します。「確定申告では出てこない税金」なので、通知が来てから慌てないように、あらかじめ資金を確保しておきましょう!
【9月】比較的落ち着いた月
9月は大きなイベントが少なく、比較的穏やかな月。年末に向けての準備期間にあてるのがおすすめです!
9月にやるべき主なこと
- 8月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(9月10日まで)
- 消費税の中間申告(該当者のみ)
この時期に今年の売上や経費の見込みを整理しておくと、年末調整や確定申告がグッとラクになりますよ♪「なんだかお金の流れがわかりにくいな…」と感じている方は、ぜひこのタイミングでクラウド会計ソフトの導入も検討してみてくださいね。
【10月】住民税第3期の納付月
10月は住民税の第3期分の納付月。秋の足音とともに、しっかり手続きを済ませましょう!
10月にやるべき主なこと
- 個人住民税の納付(第3期分)
- 9月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(10月10日まで)
- 消費税の中間申告(該当者のみ)
【11月】予定納税第2期の納付月
11月は所得税の予定納税(第2期分)の納付があります。「そろそろ年末!」というワクワク感の前に、しっかり納税を済ませておきましょう♪
11月にやるべき主なこと
- 所得税の予定納税額の納付(第2期分)(11月30日まで)
- 個人事業税の納付(第2期分)
- 10月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(11月10日まで)
11月後半からは、年末調整や確定申告の準備も意識し始めるタイミング。帳簿や領収書を整理しておくと、年明けの繁忙期がだいぶラクになりますよ!
【12月】年末調整で1年を締めくくろう!
いよいよ1年のラストスパート!従業員を雇っている方にとっては、年末調整という大事な仕事があります。
12月にやるべき主なこと
- 給与所得の年末調整(本年最後の給与支払時)
- 保険料控除申告書・住宅取得控除申告書の提出(本年最後の給与支払日の前日まで)
- 固定資産税(都市計画税)の第3期分の納付
- 11月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付(12月10日まで)
年末調整は、従業員の給与から天引きしていた所得税の精算作業。書類の準備や計算が必要なので、早めに取りかかるのが吉です!クラウド給与ソフトを活用すれば、面倒な計算も自動化できてかなりラクになりますよ♪
税務スケジュールを上手に管理するコツ
「こんなにたくさんの手続き、全部覚えられない!」と不安になった方も大丈夫。私のおすすめの管理術をご紹介します!
① Googleカレンダーに繰り返し予定として登録
毎月発生する源泉所得税の納付などは、「毎月10日にリマインド」と設定しておけば自動で通知してくれます。うっかり忘れの最強対策ですね♪
② クラウド会計ソフトを活用
freeeやマネーフォワードなどのクラウド会計ソフトは、税務イベントが近づくとお知らせしてくれる機能付き!帳簿管理もまとめてできるので、個人事業主の強い味方です。
③ 税理士に相談する
売上が伸びてきたら、税理士さんへの相談もぜひ検討を。顧問契約までいかなくても、スポットで相談できるサービスも増えています。「自分でやるのは限界!」と思ったら、プロの力を借りるのが時間もお金も節約できる近道ですよ!
まとめ:年間スケジュールを味方にして、税務をスマートに!
以上、個人事業主の年間税務スケジュールを月ごとにご紹介しました!
最初は「こんなに覚えることあるの!?」と気が遠くなってしまうかもしれませんが、一度流れをつかんでしまえば、毎年同じサイクルで対応できるので意外とスムーズ。カレンダーに書き込んだり、会計ソフトのリマインド機能を使ったり、自分に合った管理方法を見つけてみてくださいね♪
税金は「払うもの」ですが、正しく知って、計画的に納めることで無駄な延滞税や罰則を避けられるのも事実。賢く対応して、本業に集中できる環境を整えていきましょう!
この記事が、みなさんの税務スケジュール管理の参考になれば嬉しいです。それでは、素敵な個人事業主ライフを!

