【個人事業主の初心者向け】マネーフォワードクラウド会計でつまずきがちなポイントと解決策
個人事業主として活動をスタートすると、避けては通れないのが「経理」と「確定申告」。ついに自分でやらなきゃいけないの…?と、ちょっとドキッとしている方も多いのではないでしょうか?
そんな心強い味方になってくれるのが、人気のクラウド会計ソフト「マネーフォワードクラウド会計」!自動で仕訳してくれるし、銀行口座とも連携できて、とっても便利なんです。
…とはいえ、簿記の知識ゼロで使い始めると、「この勘定科目どれ選べばいいの?」「借方って何?」と、最初は小さなつまずきもチラホラ。そこで今回は、マネーフォワードクラウド会計を初めて使う個人事業主がつまずきやすいポイントと、その解決策を、やさしくまとめてご紹介します!
記事中で詳しく解説していますが、お急ぎの方は下記の早見表をチェックしてみてくださいね。
▼マネーフォワードクラウド会計 ちょこっと早見表
| つまずきポイント | ざっくり解決策 |
| 勘定科目が分からない | 最初はざっくり分類でOK!使いながら覚える |
| 自動仕訳のルール設定 | 頻度の高い取引から少しずつ登録 |
| 単式簿記と複式簿記の違い | ソフトが自動変換してくれるから安心 |
| 売上・仕入の管理 | 決済方法ごとにまとめて入力が◎ |
| 年度の繰越処理 | 決算機能でほぼ自動! |
| 消費税の仕訳 | 最初に「税込/税抜」を設定しておく |
| 減価償却 | 購入日と耐用年数を入れれば自動計算 |
ちなみに私も開業1年目のとき、勢いでマネーフォワードクラウド会計に申し込んだものの、初回ログインで「仕訳帳」という文字を見ただけで画面を閉じた経験があります(笑)。でも、今回ご紹介するポイントさえ押さえておけば、意外とすんなり使いこなせちゃうので安心してくださいね!
そもそもマネーフォワードクラウド会計って?
マネーフォワードクラウド会計は、個人事業主や中小企業の経理を自動化してくれるクラウド型の会計ソフトです。銀行口座・クレジットカード・電子マネーなどと連携させると、取引データを自動で取り込んで、ほぼ自動で帳簿が完成しちゃう優れもの。
青色申告に必須の複式簿記にも自動で対応してくれるので、「簿記なんてチンプンカンプン!」という方でも、最大65万円の青色申告特別控除を狙いやすいのが嬉しいポイント。
…ですが、便利すぎるゆえに、最初は「どこをどう設定すればいいの?」と戸惑うところもあるんですよね。というわけで、ここからは初心者がつまずきがちなポイントを一つずつ見ていきましょう!
つまずきポイント①:勘定科目がよく分からない問題
つまずくポイント
マネーフォワードクラウド会計を開いてまずビックリするのが、ズラッと並んだ「勘定科目」の一覧。「売上」「経費」くらいなら分かるけれど、「旅費交通費」「交際費」「消耗品費」「雑費」「新聞図書費」…え、この取引ってどれに入れるの!?と固まってしまうこと、ありませんか?
さらに「資産」「負債」なんて言葉も出てくると、もう頭の中は大混乱。最初の仕訳で手が止まって、そのままブラウザを閉じちゃう方も少なくありません。
解決策
最初から完璧を目指さなくて大丈夫!「ざっくり分類」でOKと割り切るのがコツです。
- 迷ったら「消耗品費」や「雑費」にまとめてしまう
- マネーフォワードの「よくある勘定科目一覧」を参考にする
- 自分の中でルールを決めて、似た取引は同じ科目に統一する
大事なのは「同じ取引は同じ科目に入れる」こと。完璧じゃなくても、ルールに一貫性があれば後から見返したときもスッキリ整理できますよ!
つまずきポイント②:自動仕訳のルール設定がむずかしい問題
つまずくポイント
マネーフォワードクラウド会計の最大の魅力といえば、やっぱり「自動仕訳」機能!銀行やクレカの取引をスッと読み込んで、勝手に帳簿を作ってくれる便利さは感動モノです。
でも、そのためには最初に「この取引はこの科目に入れてね」というルールを登録する必要があります。「コンビニの買い物は交際費?消耗品費?それとも会議費?」と、意外と迷うシーンが多いんですよね。
解決策
いきなり全部のルールを完璧に登録しなくてOK!頻度の高い取引から少しずつ設定していきましょう。
- まずは毎月発生する固定費(家賃・通信費・サブスクなど)のルールだけ登録
- 自動仕訳の結果を見て、間違っていたら手動で修正
- 同じパターンが続いたら、ルールに追加していく
使えば使うほどソフトが賢くなっていくので、「育てる」感覚で進めるのがおすすめです!
つまずきポイント③:「単式簿記」と「複式簿記」の違いが分からない問題
つまずくポイント
青色申告で65万円の特別控除を受けるには、「複式簿記」での記帳が必要。でも、簿記未経験だと「そもそも複式簿記って何…?」「借方と貸方ってどっちがどっち?」と、言葉の段階でつまずきがち。
マネーフォワードクラウド会計は自動で複式簿記に仕訳してくれるのですが、画面にはどうしても「借方」「貸方」といった用語が登場するので、ちょっと不安になりますよね。
解決策
実はここ、ソフトが自動でやってくれるので深く考えなくてOKなんです!ただ、最低限のルールだけ頭に入れておくと、画面を見たときにモヤモヤが消えますよ。
- 借方(左側):資産が増える/費用が発生する
- 貸方(右側):負債が増える/収益が発生する
たったこれだけ。「とりあえず左と右に分けて書くんだな~」くらいの感覚でスタートして、徐々に慣れていけば大丈夫です!
つまずきポイント④:売上と仕入の管理がごちゃごちゃになる問題
つまずくポイント
個人事業主の売上や仕入って、意外と支払い方法がバラバラなんですよね。「現金でもらった」「カードで払った」「振込だった」「PayPayで決済した」…などなど。
全部まとめてザックリ入力してしまうと、後から「あれ、この売上どこに入れたっけ?」と迷子になりがち。
解決策
ポイントは「決済方法ごとに分けて、日付ごとにまとめる」こと!
- 現金売上はその日の合計を1日1回まとめて入力
- カード・銀行振込は自動連携でサクッと取り込む
- 月末にはしっかり残高確認しておく
決済方法ごとにまとめて処理すれば、ミスも減るし作業時間もグッと短縮できますよ!
つまずきポイント⑤:年度の繰越処理がよく分からない問題
つまずくポイント
1年が終わって新しい年度に切り替わるとき、前年の「未払金」「売掛金」「未収金」などを翌年に引き継ぐ「繰越処理」が必要になります。
この言葉を初めて聞いた方は、「え、また新しい作業…?」と気が遠くなってしまうかも。
解決策
ここもマネーフォワードクラウド会計にお任せ!「決算・確定申告」機能を使えば、年度切り替えのタイミングで自動的に繰越処理をしてくれます。
ただし、決算前には次の2つだけ自分でチェックしておきましょう。
- 前年度に取りこぼした取引がないか
- 銀行残高や現金残高が帳簿とズレていないか
ここさえ確認しておけば、あとはシステムがキレイに繰り越してくれますよ!
つまずきポイント⑥:消費税の仕訳がややこしい問題
つまずくポイント
インボイス制度が始まって以降、消費税まわりで悩む個人事業主が急増中!「税込?税抜?」「支払った消費税はどう処理するの?」など、用語も処理もちょっとクセがあります。
特に課税事業者の方は、受け取った消費税と支払った消費税をきちんと分けて記録する必要があり、「どこで設定するの!?」と焦ってしまう方も多いです。
解決策
マネーフォワードクラウド会計には消費税の自動計算機能があるので、最初の設定さえしてしまえばあとは自動でOK!
- 事業所情報で「課税事業者/免税事業者」を正しく設定
- 「税込経理」か「税抜経理」を選ぶ(迷ったら税込経理がラク!)
- 取引登録時に税率(10%/8%)を選択
税率が変更された場合もシステムが自動で対応してくれるので、一度きちんと設定しておけば安心です!
つまずきポイント⑦:減価償却が意味不明問題
つまずくポイント
パソコンやカメラ、机など、10万円を超える事業用の備品を買ったときに登場するのが「減価償却」。
「なんで一気に経費にできないの?」「耐用年数ってどうやって決めるの?」と、初心者には謎だらけのポイントです。
解決策
これもマネーフォワードクラウド会計が自動計算してくれるので安心!資産を登録するときに、
- 購入日
- 購入金額
- 耐用年数(パソコンなら4年、など)
この3つを入れるだけで、あとは毎年自動で経費計上してくれます。耐用年数は国税庁の一覧表で確認できるので、買った直後にサクッと登録しておくのがおすすめですよ!
マネーフォワードクラウド会計を使いこなす3つのコツ
最後に、私自身が実際に使ってみて感じた「これやっておくとラクだよ!」というコツを3つご紹介します。
- 銀行口座・クレカは事業専用のものを作る
プライベートと混ざると仕訳がゴチャゴチャに。事業専用を1本決めてしまうのがイチオシ! - 月1回、まとめて仕訳を確認する日をつくる
ためこむと地獄なので、月末の30分だけ「経理タイム」として予定に入れておくとラクです。 - 分からないことはサポートやヘルプを活用する
マネーフォワードの公式ヘルプはかなり充実しています。チャットサポートも頼れる存在!
そして何より、「最初は完璧を目指さない」のがいちばん大事。使いながら少しずつ自分なりのルールを育てていけばOKですよ!
まとめ:つまずきポイントを知っておけば怖くない!
以上、マネーフォワードクラウド会計で個人事業主がつまずきやすいポイント7つと、その解決策をご紹介しました!
一見むずかしそうに見える会計ソフトも、自動機能をうまく活用しながらコツコツ入力していけば、驚くほどスムーズに進められます。簿記の知識は「あとからついてくる」くらいの気持ちで、まずは手を動かしてみることが大切です!
面倒な経理作業はマネーフォワードクラウド会計にお任せして、本業に集中できる時間をどんどん増やしていきましょう~!

