【要注意】例年と違う!令和6年の年末調整ポイントをやさしく解説
毎年年末が近づくと、会社から「そろそろ年末調整の書類出してね〜」と声がかかりますよね。いつもの流れで「はいはい」と済ませちゃう方も多いと思いますが、令和6年の年末調整はちょっと違うんです!
というのも、今年は話題の「定額減税」が絡んでくるうえに、書類の記入ルールも少し変わっているんですよ。「えっ、そうなの?」と驚いた方、安心してください!この記事を読めばバッチリ理解できます。
経理や総務のご担当者さん、個人事業主さん、そしてもちろん会社員の方も、今年の年末調整をスムーズに終わらせるために、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
お急ぎの方は、下の早見表をチェックするだけでもOKですよ〜!
▼令和6年の年末調整ちょこっと早見表
| 項目 | 内容 |
| 対象 | 会社員など給与所得者 |
| 今年の目玉 | 定額減税(本人+扶養1人につき所得税3万円減税) |
| 書類の変更点 | 扶養控除等申告書に「異動なし」チェック欄が登場 |
| スケジュール | 10〜11月:書類配布/12月:計算・精算/1月:源泉徴収票交付 |
| チェックポイント | 源泉徴収票で定額減税が反映されているか必ず確認! |
ちなみに私、去年の年末調整のときに保険料控除証明書を1枚失くしてしまって、慌てて保険会社に再発行をお願いした苦い思い出があります…。みなさんは、証明書が届いたらすぐにクリアファイルへまとめておくのがおすすめですよ!
そもそも年末調整と確定申告って何が違うの?
まずは基本のおさらいから。「年末調整と確定申告ってどう違うんだっけ?」という方も多いと思うので、簡単に整理してみましょう!
年末調整とは?
年末調整は、会社員やパート・アルバイトなど給与をもらっている方が対象。会社が代わりに手続きしてくれるので、従業員はほぼ書類を出すだけでOKなのが嬉しいポイントです。
- 対象:会社員など給与所得者
- 手続き:会社が代理で行ってくれる
- 内容:毎月天引きされている所得税の過不足を精算する手続き
実は会社って、所得税を「ちょっと多めに」天引きしているんです。そのため、年末に1年間の年収が確定すると再計算が行われ、払いすぎていた分が還付されるケースが一般的。12月のお給料に少しプラスされているアレですね!
確定申告とは?
一方、確定申告は自分で税務署に申告する手続きのこと。個人事業主さんや副業で稼いでいる方、不動産収入のある方などが対象になります。
- 対象:個人事業主、不動産所得者、年金受給者、副業所得者など
- 手続き:本人が自ら税務署に申告
- 内容:医療費控除やふるさと納税など、年末調整で反映されない控除も含めた税額計算
会社員の方でも、医療費控除や住宅ローン控除(初年度)、ふるさと納税(ワンストップ特例未使用)を受けたい場合は確定申告が必要になりますよ!
令和6年の年末調整、ここが違う!主な変更点2つ
さあ、ここからが本題!令和6年の年末調整で押さえておきたい変更点は大きく2つあります。順番に見ていきましょう!
変更点① 定額減税の導入!
令和6年の最大のトピックといえばコレ!所得税の定額減税がスタートしています。減税される金額は以下のとおりです。
- 本人:所得税3万円を減税
- 配偶者・扶養親族:1人あたり所得税3万円を減税
たとえば、自分+配偶者+お子さん2人の4人家族なら、3万円×4人=12万円の減税になります。結構大きな金額ですよね!
この減税は、6月以降の給与明細や年末調整後に発行される源泉徴収票で確認できます。ちなみに住民税の分は年末調整ではなく、市区町村側で対応してくれるのでご安心を。
▼定額減税のここに要注意!
- 源泉徴収票で必ず確認:自分や家族の分がちゃんと反映されているかチェックしましょう
- 反映されていなかったら:経理・総務の担当者さんに相談、もしくは税務署へ問い合わせを
- 扶養親族の情報は正確に:扶養に入っている家族の情報が間違っていると、減税額もズレてしまうので注意!
変更点② 書類の記入負担が軽くなった!
もうひとつの嬉しい変更が、「扶養控除等申告書(通称マルフ)」の記入ルールの簡略化です。
これまでは毎年、家族の名前やマイナンバーを書き写す必要があって「去年と同じなのに、また書くの?」とため息をついた方も多いはず。それが今年からは、前年から変更がない場合は「異動なし」にチェックを入れるだけでOKになったんです!
地味だけど、これはかなりありがたい変更ですよね。家族の分までまとめて記入するのは本当に面倒だったので…!
▼ただし、こんな時は従来どおり記入が必要!
- 結婚や出産で扶養家族が増えた
- お子さんが就職して扶養から外れた
- 住所変更があった
- 配偶者の収入が変わった
該当する方は、今までと同じようにきちんと記入しましょう。変更点の記入漏れは、後で面倒なことになりがちなので気をつけてくださいね!
年末調整のスケジュールをざっくり把握しよう!
年末調整って、実はかなり長期戦なんです。経理・総務のご担当者さんはもちろん、従業員のみなさんも流れを知っておくと、提出期限を守りやすくなりますよ!
10月〜11月:書類の配布&証明書集め
- 書類の配布:経理・総務から申告書が配られます。記入して提出しましょう
- 証明書の収集:生命保険料控除証明書や地震保険料控除証明書を集めます
保険会社からハガキや封書で届く控除証明書は、うっかり他の郵便物に紛れがち!「控除証明書」と書かれた封筒を見つけたら、すぐにまとめておくクセをつけると安心です。
12月:年収確定&精算
- 年収の確定:1〜12月の給与を集計します
- 計算:天引きされていた所得税額を再計算し、定額減税を考慮した最終税額を確定
- 還付・徴収:過不足分を12月または1月の給与で調整
「今年は還付額が少ないな〜」と感じたら、定額減税がすでに6月以降の給与で先取りされている可能性もあります。源泉徴収票をよ〜く見てみてくださいね!
1月:源泉徴収票の交付&法定調書の提出
- 源泉徴収票の交付:従業員に配られます。内容は必ず確認!
- 法定調書の提出:税務署や市区町村へ提出(経理・総務の仕事)
源泉徴収票は、住宅ローンの審査や保育園の手続きなど、意外といろんな場面で必要になります。なくさないよう、大切に保管してくださいね!
年末調整で使う書類と記入ポイント
年末調整で提出する代表的な書類は、大きく分けて3つ!それぞれのポイントを押さえておきましょう。
- 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書(マルフ)
家族構成や扶養親族を申告する書類。令和6年からは「異動なし」チェックで簡略化OK! - 保険料控除申告書
生命保険・地震保険・iDeCoなどの控除を申告。証明書の添付を忘れずに! - 配偶者控除等申告書
配偶者がいる場合に提出。配偶者の年収記入欄もあるのでチェック!
書類にはいろいろな欄があって最初は戸惑いますが、会社から配られる記入例を見ながら進めればだいたいOK。分からないところは遠慮なく経理・総務の方に聞いちゃいましょう!
経営者・個人事業主のみなさんへ
スタッフを雇っている経営者さんや個人事業主さんは、従業員の年末調整を正確に行う責任があります。特に今年は定額減税が絡むので、いつもより慎重に進めたいところ!
- 定額減税が正しく計算されているか:本人分+扶養家族分がきちんと反映されているかチェック
- 書類の不備や記入漏れがないか:提出前にダブルチェックで安心
- 源泉徴収票の発行と提出:従業員への交付、税務署や市区町村への法定調書提出を忘れずに
ひとりで全部抱え込むと本当に大変なので、クラウド給与ソフト(マネーフォワードクラウド給与やfreee人事労務など)を活用したり、顧問税理士さんに相談したりしながら進めるのがおすすめですよ!
まとめ:令和6年の年末調整はここを押さえて乗り切ろう!
令和6年の年末調整は、定額減税の導入や記入負担の軽減など、例年と違うポイントがいくつかありました。スムーズに終わらせるために、最後にチェックポイントをおさらいしておきましょう!
- 必要書類は早めに提出:経理・総務の繁忙期を思いやって、期日を守りましょう
- 記入ミスを防ぐ:名前・マイナンバー・金額は特に慎重に
- 定額減税を必ず確認:源泉徴収票で自分や家族の分が反映されているかチェック
- 控除証明書は紛失注意:届いたらすぐにまとめて保管!
年末調整は、経理・総務のご担当者さんにとっては1年でいちばん忙しい時期。だからこそ、従業員一人ひとりが早めに正確な書類を出すことで、全体がスムーズに回ります!
「今年はちょっと違うぞ」と身構えていた方も、ポイントさえ押さえれば怖くありません。この記事を参考に、令和6年の年末調整をラクラク乗り切ってくださいね!

